加齢臭の原因や臭いの元を徹底チェックし、簡単に予防ケアしたり
対策法などを丁寧にご紹介しています。
古典文学をひもといていくと、失われた恋人の面影を追って、その「におい」を
かぐという描写がありますが、そのかいでいる部分は衣でもえりあしを覆って
いる部分です。
当時の人々の髪型や習慣のせいもありますが、この部分は現代では
「におい」の意外な盲点でもあるのです。
脇の下を気にしても、この部分に気づく方は少ないことでしょう。
加齢臭もこの部分に溜まりやすく、必死に身体を洗い、シャンプーをしていても、
洗い残しやすいのは、えりあしなのです。そこでシャンプーの際に、頭皮を
しっかりと洗うように、この部分も念入りに洗う必要があります。
洗濯をしていても、ワイシャツについているえりもとの汚れが落ちにくいように、
無意識にこの部分は汚れやすく、また皮脂も活発に出てくる部分です。
特にストレスを感じると、顔だけではなく、この部分の皮脂が大量に分泌
されてしまい、加齢臭が発生するわけです。
洗い過ぎは肌の健康によくは
ありませんが、無意識に汚れをため込み、皮脂を溜めてしまう、
このえりあしは注意しておくべきポイントです。
耳の後ろなどを洗う際に、このパーツも念入りに洗っておくと予防になって
くれます。
面倒に感じるかもしれませんが、自分の「におい」を気にしているなら、
シャンプーだけではなく、きちんと首を洗う習慣も身につけておくべき
でしょう。
他人に不快感を与えない工夫は意外な盲点を突くことから始まって
いきます。
本当に効果的なのは朝のシャワーですっきりと洗い流してしまうこと
ですが、面倒であれば洗顔の際に、首まで洗うという方法を取っても
いいですね。慣れてしまえば簡単に実行できます。